初心者から中級者でも安心!理解できるCOBOL言語の勉強法 | 学習講座

COBOL(コボル)言語を勉強するための効率的な方法とは

勉強法-初心者-イメージ

COBOL(コボル)言語を効率よく勉強するためには

ここでは、初心者から中級者まで、COBOLを効率よく勉強するための方法を紹介します。

オブジェクト指向言語やスクリプト言語からCOBOLに入ると、独特な文法に初めは戸惑うかもしれません。しかし、COBOLは記述するソースコードの型がある程度決まっているので、文法に慣れれば可読性が高く理解しやすい言語とも言えます。そのため、短時間で習得することも十分に可能です。

COBOLも他のプログラミング同様1つの言語ですので、使用する処理の構文や文法を理解することが大切です。

COBOL言語を効率よく勉強するためには、以下の方法 で勉強を進めることをオススメします。

1.COBOLで使われる文法の使い方を把握しましょう。はじめは簡単な演算処理やACCEPT文、配列処理など処理の基本を習得し、その後にファイル操作など複雑な処理を勉強していきましょう。

2.いつまでにCOBOLを習得するか、計画をしっかりと立てましょう。目標を立てなければ学習期間が長引いてモチベーションの低下につながります。

3.効率よく短期間でCOBOLを習得したいなら、1日30分でも勉強する時間を確保しましょう。

4.短いサンプルプログラムを繰り返し作成してCOBOL言語に慣れましょう。何度も失敗を繰り返しながら学んでいくことが大切です。

5.基本を覚えたら他の人のコードを読んで内容を理解しましょう。不明な処理があったら都度調べていくことで内容を把握することができます。

6.ブログやホームページなどに、学習した内容をアウトプットすることも有効です。アウトプットをすることで自分の理解度を知ることができますし、後から学習内容を振り返ることもできます。

7.簡単な事務処理用のプログラムの設計書を作成して、ある程度規模の大きなプログラムを作成してみましょう。

8.どうしても分からないことがでてきたら、エンジニア向けの掲示板で質問してみるのも1つの手段です。無駄に時間を浪費しないためにも掲示板で質問するのも有効です。

<主な質問サイト>
・tera tail
https://teratail.com/

・スタック・オーバーフロー
https://ja.stackoverflow.com/

COBOLの学習環境を構築する

COBOLで作成したプログラムを動かすためには、まずは開発環境を整えなければいけません。COBOLプログラムは主に「OPEN COBOL」や「GNU COBOL」などの開発ツールを導入する必要があります。

また、ソースコードを記述するときに使用するエディタは、メモ帳や高機能な「サクラエディタ」、最近人気のある「Atom」など、ソースコードを記述できるエディタであれば、好きなものを使用して問題ありません。

COBOLのファイルを作成するときは、拡張子「.cob」を指定します

気軽にCOBOLプログラムを動かして見たい場合は、ウェブブラウザ上でさまざまな言語のプログラムが実行できる「paiza.io」もおすすめです。

『paiza.io』
勉強法-初心者-paiza.ioのTOPページ
<出典:paiza.io https://paiza.io/

「新規コード」から使用する言語を選択すれば、すぐにプログラミングが初められます。

ウェブサイトで学習する

COBOLは他の人気のあるプログラミング言語に比べて、インターネット上の情報は少ないですが、学習するためのサイトは少なからず存在します。ウェブサイトでの学習のメリットは、無料であること、すぐに学習できることが挙げられます。

COBOLに入門したばかりの初心者には、以下の学習サイトがオススメです。

『ドットインストール』
勉強法-初心者-ドットインストールのTOPページ
<出典:ドットインストール //dotinstall.com/

COBOLの基礎から数値の演算、ファイル操作などCOBOLの基本が1回3分ほどの動画で学ぶことができます。

『COBOL入門』
勉強法-初心者-COBOL入門のTOPページ
<出典:COBOL入門 https://www.cobol.co.jp/cobol-nyuumon/

COBOLの数少ない学習サイトです。これからCOBOLを学びたい方に向けて、COBOLの各機能や応用的な使い方など
を網羅的に解説しています。

書籍で学習する

効率よく勉強を進めるなら、書籍で学ぶのがもっとも有効な方法と言えます。書籍なら基礎から応用まで一通り学ぶことができますし、学習が終わった後も内容を振り返ったり辞書的な使い方をすることができます。

そのため、書籍は基本的な処理内容が網羅的に記載されているものが良いでしょう。以下がオススメの参考書になります。

『やさしいCOBOL入門―演習問題で基礎から学ぶ』
『[改訂新版] 実践COBOLプログラミング入門』

また、プログラミング言語の参考書は図書館にも置いてありますので、近くに図書館がある場合はCOBOLの書籍が置いてあるか確認してみるのも良いでしょう。

勉強は継続することが大切

プログラミング言語の勉強は、先に述べたとおりしっかりと計画を立てて、毎日継続して行うことが大切です。とくに独学で勉強する場合、無計画に勉強を初めてもモチベーションの維持が難しく、途中であきらめてしまうことも少なくありません。

COBOLは処理の記述方法に慣れてしまえば、習得するにはさほど時間を要しません。この機会にぜひCOBOLを学んでみてはいかがでしょうか?

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