COBOL言語のデバッグ処理について理解しよう!|基礎ガイド
COBOL(コボル)言語のデバッグ処理とは

COBOL(コボル)言語のデバッグ処理とは?
プログラムのバグやエラーを特定し修正するデバッグ作業は、プログラミング開発においては重要な作業であり、以下のような手法を用いて行われます。
・デバッグ行、デバッグツールの活用:デバッグ行やツールを活用することで、プログラムの実行中に変数の値やプログラムの動作を確認することで問題解決に活用します。
・ログの出力:デバッグ行と考え方は近いですが、プログラムの各段階でログを出力し、プログラムの実行状況を把握することで問題解決を図ります。
・プログラムのレビュー:他の開発者にプログラムソースのレビューをしてもらうことでバグを見つける手がかりを得ます。
・テストケースの作成:入力値や条件を網羅的にテストケースとして作成することで、バグの洗い出しに役立てます。
これらの手法を用いてデバッグ処理を行うことで、プログラムの品質を向上させることができます。
デバッグ行を活用した例:

実行結果:
![]()
このプログラムは「Hello World!」という文字を画面に表示するプログラムですが、デバッグ用としてのコメントの記述もしています。デバッグ用はデバッグ時にのみ有効ですので、実行結果では処理が実行されていないことがご理解いただけるかと思います。
COBOL(コボル)言語のデバッグ処理における基本事項について
1.デバッグ処理はプログラムが正しく動作しない原因となるバグを特定するために行います。
2.バグは再現可能なバグか確認し、再現可能であればデバッグ作業を行う箇所を絞り込むことができます。
3.デバッグ行やツールを用いることはバグの原因特定する手助けになりますので積極的に活用しましょう。
4.バグの原因が特定できたら修正を行い、再度テストを行ってバグを解消されたことを確認するまで実施することが重要です。
COBOL(コボル)言語のコンパイルエラーの対応における注意点
デバッグ処理を効率的に行うためには仮説を立てることが重要です。仮説を立てながら1つ1つ検証作業を進めることでバグの原因を特定することができます。仮説の検証のためには実際にデバッグ行によるログを取得したり、データの変遷を確認したりすることで原因がわかってきます。原因が特定された後も修正後にバグが解消したことを、テストを行い確認することが重要です。デバッグ作業は時に時間がかかる作業になります。特に時間のない中行う作業は焦ってしまうこともよくあることですが、感情的にならず根気よくバグの原因を特定するようにしましょう。
COBOL(コボル)プログラムのデバッグ処理(応用編)
最後によく行うデバッグ処理について考えてみましょう。バグは条件分岐や繰り返し処理などに潜んでいることがよくあります。またその組み合わせが増えれば増えるほど、机上の確認だけでは処理の正しさを判断することができません。その場合、プログラムの実行中に変数の値の移り変わりなどを画面やログに出力することで、どこが自分の想定と違う結果になっているのかを目で見て確認することができます。このようにデバッグ用の処理を実際に組み込んでみて、処理の動きを確認するイメージを持てるようにしましょう。
サンプルプログラム:
- IDENTIFICATION DIVISION.
- PROGRAM-ID. DEBUG_SAMPLE02.
- ENVIRONMENT DIVISION.
- DATA DIVISION.
- WORKING-STORAGE SECTION.
- 01 WK-KAISU PIC 99 VALUE 5.
- 01 WK-SUJI PIC 99 VALUE ZERO.
- PROCEDURE DIVISION.
- PERFORM UNTIL WK-SUJI >= WK-KAISU
- ADD 1 TO WK-SUJI
- DISPLAY WK-SUJI
- END-PERFORM.
- DISPLAY WK-SUJI.
- STOP RUN.
- END PROGRAM DEBUG_SAMPLE02.
実行結果:

このプログラムはWK-SUJIに1加算していき、5以上となった場合に処理から抜けて結果の数字を画面表示するものになります。このように、プログラムの中で値が変わっていく変数のデータ状態を実際に見える化することで処理の確からしさを確認することができます。
今回はCOBOL言語のデバッグ処理についてご紹介しました。COBOL言語に限らずデバッグ作業はプログラミング開発の現場では必ず経験する事です。今回ご紹介したデバッグ処理は一例です。いろいろなエラーとそのデバッグ作業を経験する事により傾向と対策の理解は進むと思いますので、ご自身でいろいろなエラーの対応を進めてみましょう。
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