COBOL(コボル)言語を学習するときに役立つ参考書をご紹介します！

COBOL言語の学習を本格的に始めるために、書籍を購入して学習していきたい！または、COBOL言語を学習していて分からないところがあり、そこを調べられる書籍がほしい！などなど、COBOL言語を学ぶ上で書籍に関する要望をもっている方がいらっしゃると思います。でも、どの書籍を購入していいか分からないという声もよく聞きます。そこで、今回COBOL言語の学習におすすめの参考書をご紹介します。

出典：https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877830324

本書は、COBOL入門者向けに作成された書籍です。COBOLだけでなく、プログラミング自体が初めてという方でも問題なく読みやすいようになっています。例題と演習問題が多く設けられており、演習問題に書き込みながらCOBOLプログラムを学ぶことができるような構成です。ただし、初学者向けの構成になっているので、実務で使いたいという方は、もう少し難易度の高い書籍を購入した方がいいかもしれません。

こんな方におすすめ

• COBOLを基礎から学びたい方
• プログラミングを学び始めて経験が少ない方

出典：https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877833072

本書は、COBOLの入門者から中級者までを対象に書かれた書籍です。目次には、それぞれの章ごとの難易度が記されているため、難易度ごとにどこを読めばよいのかが分かりやすくなっています。また、各章末には、演習問題が設けられており、問題を解くことで理解を定着することができるようになっています。「転記」といった基本部分から「順ファイルの処理」「相対・索引ファイルの処理」「ソートマージ」といったCOBOL言語で頻繁に使われる処理についても網羅されているため、実務でCOBOLを使用している方にも参考書として使用できるでしょう。

こんな人におすすめ

• COBOLの「基本部分」から「頻繁に使われる処理の『型』」までを学習したい方
• COBOL実務者で困ったときの辞書替わりとして使いたい方
• 情報処理試験でCOBOLを選択しようと思っている方

出典：https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774145378

本書は、「実践」というタイトルを記載しているだけあって、例題プログラム中心の構成となっています。目次もどういう命令文なのか、プログラム文を中心に記載されているので、COBOLをある程度学習した方には目次から見るべき場所を探しやすいようになっています。しかし、COBOL初心者でも分かりやすいように、書籍の冒頭ではCOBOLの基本部分もしっかりと説明されているので、初心者でも問題なく読みこなせるでしょう。練習問題が頻繁に設けられているので、問題を解きながら知識を定着することができます。

こんな人におすすめ

• 例題プログラムを見ながら学習したい方
• COBOLの学習は一通り終わったが、参考書として保持していたい方

出典：https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798038857

本書は、COBOLを開発現場で使用することを想定して作成されています。そのため、ただCOBOLプログラミングを学ぶだけでなく、開発現場で使用する際のノウハウなども記載されています。しかし、COBOL初心者でも学びやすいように、COBOLの基本についてもしっかりと記載されているため、初心者でも問題なく読めるようになっています。本書の特徴として必見なのは、OpenCOBOLでも利用できるサンプルコードが用意されていることです。これまでCOBOLは、メインフレーム（汎用機）で多用されていたことから自宅PCでの環境設定ができず、学習することが机上だけになりがちでした。本書では、OpenCOBOLの環境設定についても解説されていることから、机上ではなく、実際に自宅のPCでプログラムを動作させながら学びやすくなるように工夫されています。

こんな方におすすめ

• COBOLを使ってシステム開発を行おうとしている方
• 自宅PCでプログラムを動作させながら学びたい方

出典：https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774151351

本書は、ポケットリファレンスの名の通り、「こうしたい」という処理イメージから逆引きする形で使用することを想定した構成になっています。逆引き形式なので、目的のある方には非常に使いやすいと評判です。サンプルコードも豊富に記載されており、入門編というよりもより実践的な記載になっています。

こんな方におすすめ

• COBOLについて基本は学んだが、より深く理解したい方
• COBOLの処理について辞書替わりに使いたい方
• サンプルコードを見ながら学習したい方

出典：https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877838236

本書は、その名の通りケースごとに目次が構成されています。目次の索引に、COBOLの文法がそのまま記載されているので、「この文の使い方を知りたい」という方には即時に調べやすいようになっていて辞書替わりにも使えます。マッチング処理や索引順編成ファイルの使い方などの説明も網羅されているので、開発現場でよく使われているプログラム構造も理解することができます。サンプルプログラムが豊富に記載されているので、COBOLをある程度学習し、より理解を深めたい方に使いやすいでしょう。

こんな方におすすめ

• COBOLについて基本を学習し、より深い知識を身に付けたい方
• サンプルプログラムから、プログラムの「型」を身に付けたい方

◆プログラミング未経験な人は

プログラミング未経験の方やCOBOLについての学習が浅い方は、基本部分からの説明が詳細に行われている以下の書籍をおすすめします。

• やさしいCOBOL入門―演習問題で基礎から学ぶ
• 標準COBOLプログラミング第2版
• ［改訂新版］ 実践COBOLプログラミング入門

◆開発現場での使用を想定している方は

COBOLを開発現場で使用することを想定している方は、プログラミングの「型」ごとに説明が記載されていたり、サンプルプログラムが用意されている、逆引きが可能などの理由から以下の書籍を使って学ぶことをおすすめします。

• 開発現場で役立つCOBOLプログラミング入門第2版
• COBOLポケットリファレンス
• COBOLワークブック―ステップ30 (情報演習 9)

COBOLの参考書は数が少ないので、書店に行っても自分の欲しい内容の参考書が見つからない場合もあります。今回は、COBOL初心者が基本や文法を学ぶための参考書から、実践で役立つサンプルプログラムを充実させた参考書まで様々な本をご紹介しました。自分に必要な参考書を探すために、ぜひ役立ててください。

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