【COBOL勉強法】各種セミナーや講座を受講してみよう!|学習講座

COBOLの有益な情報を提供するセミナーとは

基礎-セミナー-イメージ

近年のCOBOLセミナーについて

研修がCOBOL言語の知識や実際のプログラミングなどの技術を習得する事が目的なのに対して、セミナーは設定されたテーマに対して講師の講義が行われるものになります。講師の持っている情報によってセミナーの質は変わってきますが、書籍やインターネットではあまり知られていないような最新の情報に触れる事ができるのが特徴です。

例えば、他社の課題やそれを解決に導いた体験談、ある分野で新しく取り組んでいる事例など、講師の専門家としての知見、経験を基に講義が行われますので、自分が持っている課題やそれを解決するためのヒントなどを知る機会になります。またテーマに興味を持った方が集まりますので、普段の仕事やプライベートでは知り合えない方との交流も行う事ができます。

近年のCOBOLのセミナーの1つには、新しく誕生しているクラウドサービスとCOBOLの連携などをテーマに開催されているものがあります。古い技術の活用という事ではなく、今後も引き続き高い稼働率が見込まれるCOBOLの新たな可能性を探す機会になっています。

COBOL言語のセミナーの種類について

ここではCOBOL言語のセミナーの種類についてご紹介します。セミナーの種類は主に講演会型、パネルディスカッション型、ワークショップ型があります。

・講演会型

講師が大勢の参加者に対して語りかけるタイプです。講師から参加者へ、情報やノウハウを伝える事が中心になりますので、参加者は基本的に受け身で話を聞くことになります。参加者が数十人以上という事も普通にあるため、講師に積極的に質問して情報を得たいという場合には向かないでしょう。

・パネルディスカッション型

複数の専門家が司会者の進行に従って議論を行っていくタイプです。議論するテーマに対して、パネリストごとに持たれている情報を収集できますので、様々な角度から課題を捉える事ができたり、また解決するためのアプローチを知る事ができるのが特徴です。講師を自分で選定する必要がないという事もポイントです。

・ワークショップ型

参加者が積極的に参加したり、アクションを取っていくタイプのものです。講演会と正反対の形式ですので、積極的な発言や行動が苦手な方には参加のハードルが高いのが特徴です。一方で、うまくその場に入っていけると、自分から動く分学びも多くなります。

COBOL言語のセミナーのご紹介

COBOL言語のセミナーの種類について理解いただいたところで、ここからは具体的に提供されているセミナーについてご紹介していきたいと思います。

・COBOLコンソーシアムセミナー

COBOL言語を広く普及させ,COBOLユーザの利益を守るために設立された非営利団体であるCOBOLコンソーシアムが定期的に開催しているセミナーです。COBOLユーザにとって有用な情報を発信するだけでなく、COBOLユーザでない方にもCOBOLに触れる機会を提供しています。COBOLコンソーシアムのウェブサイトでは、実際にセミナーで使用した発表資料なども公開していますので、まずはこのような資料を見るとセミナーの様子がイメージしやすいと思います。

・日立COBOLセミナー

日立が提供している日立COBOL2002の操作、製品導入を検討される方向けの体験セミナーを提供しています。また、不定期にはなりますが、実際にシステム開発・改修を検討しているユーザ向けのソリューションセミナーを開催しています。実際の日立の事例を基にしたセミナーになっているため、自社で課題を持っている方には有用な情報になると思います。

・MICRO FOCUS COBOL言語超入門セミナー

これからCOBOL言語を知ろうとするエンジニア向けの入門セミナーを提供しています。プロジェクト管理者、システム管理者、マイグレーションエンジニア等を対象に、COBOL言語を使用するシステム開発のための基礎知識を提供します。2020年は昨今の状況もありWebセミナーという形での提供を予定しているようです。

・OSSコンソーシアム提供のオープンCOBOLセミナー

OSSコンソーシアムはLinuxコンソーシアムの解散に伴いオープンソース全体へ強化・拡大したオープンソース・ビジネスを推進する団体です。ここでは、広く一般的に利用できるopensource COBOLの最新情報と、最新IT技術を使用したシステム構築の事例について、不定期にはなりますがセミナー開催しています。

今後のCOBOL言語のセミナーについて

最近ではテレワークなど、在宅中心に業務を行う事も珍しくなくなってきていました。特に人が密集するセミナーについては、今後その開催方法も変わってくる事が予想されます。

特に最近注目されているのはオンラインセミナーです。従来のイベントホールや会議室に人を集めて行うのではなく、受講者自身が自宅からリモートでセミナーに参加するものです。各講演についてもリアルタイムの配信だけでなく、録画配信との組み合わせのスタイルが今後取り入れられる事と思います。

また、セミナーを探すにあたっては、セミナー検索サイトの利用が一般的になるでしょう。セミナー検索サイトで求めるテーマのセミナーを検索、予約し、その場で受講するなど、時間・場所の自由度が増すセミナーが今後も増えていく事でしょう。

いかがでしたでしょうか?今回はCOBOL言語の有益な情報を提供するセミナーをいくつか紹介させていただきました。セミナーはいくつか種類があるので、ご自身の学びやすいスタイルのセミナーから受講する事を考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

【未経験者歓迎】COBOLプログラマー・システムエンジニアの募集

株式会社COBOLの求人・転職・募集情報を見る

COBOL入門のカテゴリー

取引企業様 募集中
COBOL技術者 募集
COBOL魂
読者採用
COBOL入門